🔍

クイックビュー:デフォルト検索条件の判定仕様

クイックビュー利用者向け
この記事では、クイックビューの検索クエリで選択できるデフォルト条件(入社・退職・組織異動など)が、どのような条件でメンバーを抽出しているかを説明します。
 

目次

  • デフォルト条件の一覧
  • 判定のしくみ(共通)
  • 全てのメンバー
  • 入社
  • 退職
  • 組織異動
  • 表示オプションとの関係
  • よくある質問

デフォルト条件の一覧

クイックビューの検索クエリでは、以下の8種類のデフォルト条件を選択できます。
条件判定に使う項目抽出されるメンバー
全てのメンバー差分判定なし。フィルター条件に一致するメンバー
入社雇用形態抽出期間内に、いずれかの会社の「雇用形態」の値が新たに開始したメンバー
入社(正社員のみ)雇用形態上記のうち、開始した雇用形態が「正社員」のメンバー
入社(正社員・アルバイト・契約社員)雇用形態開始した雇用形態が「正社員」「アルバイト」「契約社員」のいずれかのメンバー
退職雇用形態抽出期間内に、いずれかの会社の「雇用形態」の値が終了したメンバー
退職(正社員のみ)雇用形態上記のうち、終了した雇用形態が「正社員」のメンバー
退職(正社員・アルバイト・契約社員)雇用形態終了した雇用形態が「正社員」「アルバイト」「契約社員」のいずれかのメンバー
組織異動組織抽出期間内に「組織」への所属の開始・終了があったメンバー

判定のしくみ(共通)

YESODでは、メンバーの各項目の値を有効期間(開始日〜終了日)付きで管理しています。デフォルト条件は、抽出期間内に対象項目の値の有効期間が開始・終了した日(変更日)を探し、変更日の前日時点の値(変更前)と変更日当日の値(変更後)を比較してメンバーを抽出します。
  • 入社系の条件:会社ごとに登録される「雇用形態」の値の開始を検出します
  • 退職系の条件:「雇用形態」の値の終了を検出します
  • 組織異動:「組織」への所属の開始・終了を検出します
💡 ポイント
判定に使われるのは「雇用形態」(入社・退職)と「組織」(組織異動)のみです。「在籍状況」などその他の項目は、デフォルト条件の判定には使用されません。

全てのメンバー

差分判定を行わず、設定したフィルター条件に一致するメンバーを表示します。抽出期間を指定した場合は、期間内に条件へ一致するメンバーが対象になります。

入社

抽出期間内に、いずれかの会社の「雇用形態」の値が新たに開始したメンバーを抽出します。変更前(前日時点)に雇用形態があるかどうかは問いません。
項目内容
判定条件「雇用形態」の値の有効期間が抽出期間内に開始した
入社日新たに開始した雇用形態の有効期間の開始日
一覧に表示されるデータ入社日時点の値
以下のケースはいずれも「雇用形態の値の開始」に該当するため、入社として抽出されます。
  • 新規入社・再入社
  • 在籍中のメンバーが別の会社にも所属した場合(グループ会社への入社・転籍)
  • 雇用形態の変更(例:契約社員 → 正社員)
⚠️ 注意
雇用形態を変更したメンバーは、変更日に新しい雇用形態の値が開始するため「入社」として抽出されます。同時に古い値が終了するため「退職」にも抽出されます。純粋な新規入社のみを確認したい場合は、抽出理由の列を表示して内容を確認してください。

入社(正社員のみ)/入社(正社員・アルバイト・契約社員)

「入社」と同じ判定に加えて、変更後(新たに開始した)の雇用形態で絞り込みます。
  • 入社(正社員のみ):開始した雇用形態が「正社員」
  • 入社(正社員・アルバイト・契約社員):開始した雇用形態が「正社員」「アルバイト」「契約社員」のいずれか
💡 ポイント
絞り込みの対象は、YESOD標準の「正社員」「契約社員」「アルバイト」のオプションに固定されています。それ以外の雇用形態(派遣社員・業務委託・取締役などの標準オプション、および独自に追加したオプション)で入社したメンバーは、この2つの条件では抽出されません。すべての雇用形態を対象にする場合は「入社」を使用してください。

退職

抽出期間内に、いずれかの会社の「雇用形態」の値が終了したメンバーを抽出します。終了後に他の雇用形態が残っているかどうかは問いません。
項目内容
判定条件「雇用形態」の値の有効期間が抽出期間内に終了した
退職日雇用形態の有効期間の最終日(最終在籍日)
一覧に表示されるデータ退職日(最終在籍日)時点の値
以下のケースはいずれも「雇用形態の値の終了」に該当するため、退職として抽出されます。
  • 退職(すべての会社の雇用形態が終了)
  • 複数の会社に所属しているメンバーが、一部の会社のみ退職した場合(転籍元の退職など)
  • 雇用形態の変更(例:正社員 → 契約社員)

退職(正社員のみ)/退職(正社員・アルバイト・契約社員)

「退職」と同じ判定に加えて、変更前(終了した)の雇用形態で絞り込みます。
  • 退職(正社員のみ):終了した雇用形態が「正社員」
  • 退職(正社員・アルバイト・契約社員):終了した雇用形態が「正社員」「アルバイト」「契約社員」のいずれか
💡 ポイント
判定は「変更前」の雇用形態で行われます。例えば「契約社員 → 正社員」の変更は「退職(正社員のみ)」には抽出されませんが、「正社員 → 契約社員」の変更は抽出されます。絞り込み対象のオプションが標準の3種類に固定されている点は入社系の条件と同様です。

組織異動

抽出期間内に「組織」への所属の開始・終了があったメンバーを抽出します。以下のいずれかに該当すると抽出されます。
  • 組織に新たに所属した(配属:所属なし → あり)
  • 所属する組織が変わった(異動:所属あり → あり)
  • 組織への所属がなくなった(所属あり → なし。退職に伴う所属終了を含む)
項目内容
判定条件「組織」への所属の有効期間が抽出期間内に開始または終了した
異動日新しい所属の開始日(所属の終了のみの場合は、終了に伴う変更日)
旧所属異動日の前日時点の所属組織(上位組織を含むフルパス表示)
新所属異動日時点の所属組織(上位組織を含むフルパス表示)
⚠️ 注意
判定対象は「組織」のみです。会社・事業所・プロジェクトの所属変更は「組織異動」では抽出されません。

表示オプションとの関係

選択したデフォルト条件によって、一覧に追加できる列(表示オプション)が変わります。
条件追加できる列
全てのメンバー入社日・退職日
入社系入社日・入社会社・抽出理由
退職系退職日・退職会社・抽出理由
組織異動異動日・旧所属・新所属・抽出理由
  • 入社会社・退職会社:判定に該当した雇用形態が登録されている会社を表示します
  • 抽出理由:どの項目のどの値の変化によって抽出されたか(変更前後の値)を表示します

よくある質問

Q. 雇用形態を変更しただけのメンバーが「入社」「退職」の両方に表示されます
デフォルト条件は「雇用形態」の値の開始・終了で判定するため、雇用形態の変更は仕様上「入社」と「退職」の両方に該当します。抽出理由の列を表示すると、変更前後の雇用形態を確認して区別ができます。
Q. 独自に追加した雇用形態のメンバーが「入社(正社員・アルバイト・契約社員)」に表示されません
絞り込みの対象はYESOD標準の「正社員」「契約社員」「アルバイト」に固定されているためです。独自に追加した雇用形態を含めて確認する場合は「入社」を使用してください。
Q. 休職したメンバーは「退職」に表示されますか
表示されません。休職は「雇用形態」の値が継続するため、退職の判定には該当しません。